箱根温泉のおすすめ宿・旅館ランキング|エリア別の選び方
首都圏から新宿発ロマンスカーで約85分、東京駅からも東海道新幹線(こだま)を使えば小田原乗り換えで1時間圏内という、関東から最もアクセスしやすい温泉郷が箱根温泉です。「箱根十七湯」と呼ばれる17の温泉エリアには単純温泉・塩化物泉・硫酸塩泉・含硫黄泉など多彩な泉質が揃い、大涌谷・芦ノ湖・彫刻の森美術館・箱根登山鉄道のスイッチバック・ポーラ美術館など観光スポットも豊富。記念日カップルから家族旅行・大人の一人旅まで、目的とスタイルに合った宿が17のエリアから必ず見つかります。本ガイドではエリア別の特徴・泉質の違い・1泊2日モデルコース・アクセス・予約術まで編集部が徹底解説します。
口コミ評価・泉質・コストパフォーマンスを総合して編集部が比較しました。料金・空室は変動するため、最新情報は各宿の予約ページでご確認ください。
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箱根温泉の特徴
箱根温泉は神奈川県箱根町を中心に広がる温泉郷の総称です。江戸時代には東海道の宿場町として栄え、三代将軍徳川家光が鷹狩りの折に立ち寄ったとも伝わる歴史ある温泉地。現在は年間約2,000万人が訪れる関東最大の観光温泉地として知られています。
「箱根十七湯」と呼ばれるのは、箱根湯本・強羅・宮ノ下・仙石原・芦之湯・塔ノ沢・大平台・小涌谷・宮城野・堂ヶ島・姥子・湖尻・芦之湯・元箱根・箱根・湯河原・真鶴など、17の温泉エリアが集まることに由来します。エリアごとに泉質・雰囲気・宿のカラーが大きく異なり、「どのエリアに泊まるか」が旅の雰囲気を決める重要な選択肢になります。
箱根最大の魅力は、温泉と観光スポットが高密度に揃っている点です。箱根登山鉄道のスイッチバック・大涌谷の噴煙・芦ノ湖の海賊船・ポーラ美術館の印象派絵画・彫刻の森美術館・箱根神社の湖上鳥居など、温泉以外の見どころも豊富。「箱根フリーパス」を使えば登山鉄道・ロープウェイ・遊覧船・バスが乗り放題で、観光と温泉を効率よく組み合わせられます。
箱根温泉の泉質と楽しみ方
「十七湯十泉質」とも称されるほど多彩な泉質が揃うのが箱根の大きな魅力。宿ごとに引いている源泉が異なるため、お気に入りの泉質で宿を選ぶ楽しみもあります。泉質の詳しい選び方は泉質でわかる温泉の選び方もあわせてご覧ください。
- 単純温泉(箱根湯本・湯河原):刺激が少なくやわらかい湯あたり。温泉が初めての方やお子様にも入りやすく、肌荒れが気になる方にも向いているとされます。
- 塩化物泉(仙石原・小涌谷周辺):「熱の湯」とも呼ばれ、保温効果が高く湯冷めしにくい泉質。冷え性の方、冬の旅行に特におすすめです。
- 硫酸塩泉(宮ノ下・大平台):しっとりとした湯ざわりが特徴的で、神経痛・筋肉疲労への効能が期待されると言われます。
- 含硫黄泉(大涌谷周辺・芦之湯):硫黄の香りが漂うエリア固有の泉質。古くから「美肌の湯」としても親しまれてきた個性的な泉質で、硫黄泉を好む旅行者に根強い人気があります。
箱根のエリア・湯めぐりの巡り方
箱根湯本|はじめての箱根・アクセス重視
小田急ロマンスカーの終着駅で、箱根観光の玄関口となるエリアです。駅周辺に旅館・ホテル・飲食店・土産店が密集し、箱根登山鉄道・バスへの乗り換えもここで行います。観光周遊の拠点として最も使い勝手がよく、はじめて箱根を訪れる方や日帰り旅行にも向いています。早川沿いには老舗温泉旅館も多く、観光よりも「純粋に温泉でくつろぐ」旅にも応えてくれます。
強羅・宮ノ下|上質な記念日・カップル滞在に
箱根登山鉄道に乗って湯本から約30〜40分の高台エリア。落ち着いた雰囲気の高級旅館やラグジュアリーホテルが点在し、記念日・カップル旅行の定番エリアとして定評があります。宮ノ下には明治時代創業の格式ある老舗旅館も残り、歴史的な建築と上質な温泉を同時に楽しめます。
仙石原|自然・アート・露天風呂を同時に
秋のすすき草原が全国的に有名な高原リゾートエリア。ポーラ美術館(印象派絵画)・箱根ガラスの森美術館など美術施設が点在し、美術館巡りを楽しみながら温泉に浸かれる旅行者に人気があります。大涌谷・ロープウェイ観光の拠点にもなり、緑豊かな眺めの露天風呂付き宿が多いのが特徴です。
湯河原・芦之湯|静かな隠れ湯を楽しむなら
箱根の南端に位置する、やや穴場的なエリアです。湯河原は石川啄木・島崎藤村・北原白秋など多くの文人が愛した温泉地として知られ、閑静な旅館が点在します。芦之湯は「雲助の湯」という別名を持つ歴史ある温泉地で、喧騒から離れた静かな湯治気分を味わいたい方に向いています。
箱根1泊2日モデルコース
観光スポットが多い箱根では、動線を意識した計画が鍵になります。以下は編集部おすすめの周遊コースです。箱根フリーパス(2日間)の購入でロープウェイ・登山鉄道・遊覧船・バスがすべて乗り放題になります。
【1日目】ロマンスカー+大涌谷・宿チェックイン
- 午前:新宿発ロマンスカーで箱根湯本(約85分) → 湯本でランチ(箱根そば・鮎料理)
- 午後:箱根登山鉄道+ロープウェイで大涌谷 → 名物「黒たまご」を食べながら硫黄噴煙を見学
- 夕方:チェックイン → 源泉温泉でゆっくり旅の疲れを癒す
- 夜:懐石・会席料理の夕食、夜の大浴場・露天風呂でもう一浴
【2日目】芦ノ湖・箱根神社・帰路
- 朝:早起きして朝風呂 → 宿での朝食(和食の朝膳が多い)
- 午前:芦ノ湖遊覧船(海賊船)で湖上観光 → 箱根神社参拝(湖上鳥居がフォトスポット)
- 午後:箱根湯本でお土産(小田原蒲鉾・湯葉製品)を購入 → ロマンスカーで帰路
箱根温泉へのアクセス(電車・車)
電車・ロマンスカー
新宿駅から小田急ロマンスカー(特急)で箱根湯本駅まで約85分(直通・要特急券)。東京駅からは東海道新幹線(こだま)で小田原駅まで約35分、箱根登山鉄道に乗り換えて約15分で箱根湯本へ到着します。品川・横浜方面からはJR東海道線→小田原経由が便利です。湘南新宿ラインを使えば新宿・渋谷から直通で小田原へアクセスすることもできます。
車
東名高速・厚木ICから箱根湯本まで約40〜60分(渋滞時は1時間以上かかることもあります)。週末・連休はアクセス道路の渋滞が多発するため、早朝出発または電車利用が特におすすめです。各宿に駐車場がありますが、有料・無料は宿によって異なります。
箱根フリーパスの活用
小田急が発売する「箱根フリーパス」(2日間・3日間)は、新宿〜小田原の往復+箱根エリア内の登山鉄道・ロープウェイ・遊覧船・バスがすべてセットになっています。観光周遊の際は必携です。
ベストシーズンと見どころ
- 1〜2月(梅・雪見露天):湯河原梅林が見頃を迎え、強羅や仙石原では雪景色の中の露天風呂が楽しめます。比較的宿の料金が落ち着く閑散期でもあります。
- 6月(あじさい):箱根登山鉄道沿線に咲き誇るあじさいは「あじさい電車」として有名。梅雨ならではの雨に濡れた幻想的な景色が人気です。
- 4〜5月(桜・新緑):エリア各所で桜が咲き、特にゴールデンウィーク前後は大変混雑します。混雑を避けるなら平日の利用がおすすめです。
- 11月(紅葉):仙石原のすすきと箱根全域の紅葉が重なる最も人気の季節。2〜3か月前から予約が埋まることも多く、早めの確保が重要です。
目的別の宿の選び方
箱根の露天風呂付き客室でカップル・記念日
強羅・宮ノ下エリアの露天風呂付き客室の旅館が、二人だけのプライベート空間と特別感を演出します。夕食は個室での懐石・会席料理を提供する宿が多く、記念日プラン(ケーキ・花束・シャンパン)を用意している宿も多数あります。予約時にリクエストを添えるとスムーズです。
子連れ・家族で箱根温泉
箱根湯本エリアの大型旅館・ホテルはファミリー向けプランや温水プールを備えた施設が揃い、子連れに向いています。箱根小涌園ユネッサン(温泉テーマパーク)はコーヒー・ワイン風呂など変わり種温泉が体験でき子どもに大人気。広い大浴場と食事バイキングが充実した宿を選ぶと家族全員が快適に過ごせます。
大人の一人旅
仙石原や宮ノ下エリアで、美術館巡り+温泉の一人旅がおすすめです。ポーラ美術館(モネ・ルノワールの印象派コレクション)を訪ねてから近くの宿でゆっくり過ごすコースは、アート好きの方に評判。コスパ重視なら湯本の和風旅館が◎。一人利用可のプランを事前に確認しましょう。
露天風呂付き客室を楽しむ
箱根は露天風呂付き客室の選択肢が充実している温泉地です。特に強羅エリアには全室露天付きの小規模旅館が集まっています。源泉かけ流しにこだわるなら、宿が引いている源泉の種類(塩化物泉か含硫黄泉か等)を予約前に確認しておくのがおすすめです。
周辺観光・グルメ
観光スポット
- 大涌谷:活火山の噴煙が間近で見られる箱根の象徴的スポット。名物「黒たまご」は硫黄で殻が黒く染まった卵で、独特の風味が楽しめます。
- 芦ノ湖・箱根神社:富士山を背景にした湖の絶景が人気。箱根神社の湖上に立つ鳥居は箱根屈指のフォトスポットで、訪れる人が絶えません。
- ポーラ美術館:仙石原の森の中にあり、モネ・ルノワールなど印象派の名品を収蔵。自然光を取り入れた展示空間が高く評価されています。
- 彫刻の森美術館:屋外の彫刻と山の自然が一体となった開放感あふれる空間。ピカソ館も見どころで、雨の日でも楽しめる室内展示も充実。
- 箱根登山鉄道:スイッチバックで急勾配を登る日本唯一の山岳鉄道。6月はあじさい、秋は紅葉が沿線を彩り、乗ること自体が旅の楽しみになります。
グルメ
- 箱根湯本そば:湯本駅周辺の老舗そば店が多く、自家製粉の本格的なそばを楽しめます。山の空気の中で食べる一杯は格別です。
- 湯葉・豆腐:箱根の名水を使った豆腐・湯葉は定番みやげ。豆腐懐石や湯葉料理を提供するレストランもあります。
- 小田原蒲鉾:箱根の玄関口・小田原の名産品。帰り道にJR小田原駅構内や湯本の土産店で購入できます。
箱根の宿を予約をお得にするコツ
箱根は関東有数の人気温泉地のため、人気宿・シーズンは早めの予約が欠かせません。お得に予約するポイントをまとめました。さらに詳しいテクニックは温泉宿をお得に予約するコツもご参照ください。
- 紅葉シーズン(11月)は3か月前から:仙石原のすすきと紅葉が重なる11月は年間で最も予約が集中します。特に週末・連休は3か月前でも満室の宿が続出します。
- 露天風呂付き客室は最優先で確認:部屋数が限られる露天付き客室は早い者勝ち。日程が決まったら第一に空室を確認しましょう。
- 楽天スーパーセールを活用:楽天トラベルのクーポン(スーパーセール・お買い物マラソン)は箱根の宿でも使えるケースが多く、宿泊費を効果的に節約できます。
- 平日ねらいでコスパアップ:同じ宿・同じ部屋でも平日は土日比で料金が抑えられるケースが多くあります。日程に余裕があれば平日滞在を検討してみましょう。
よくある質問
はい。アクセスが良くエリアの選択肢も豊富なため、温泉旅行がはじめての方にもおすすめです。迷ったら箱根湯本エリアを選べば、移動が楽で土産や飲食も充実しています。箱根フリーパスを使えば観光スポットも効率よく巡れます。
週末や連休は早めに埋まる傾向があります。希望日が決まっている場合は、予約サイトで空室状況を早めに確認するのがおすすめです。特に11月の紅葉シーズンは3か月前から動いた方が安心です。
予約サイトの割引クーポンやポイント還元キャンペーンを利用すると、同じ宿でもお得に予約できます。楽天スーパーセールやお買い物マラソン期間のクーポン取得が特に効果的です。また平日滞在にするだけで料金が下がるケースも多いです。
小田急が発売する「箱根フリーパス」は、新宿〜小田原の往復運賃と箱根エリア内の交通機関(登山鉄道・ロープウェイ・遊覧船・バスなど)が乗り放題になるパスです。2日間用・3日間用があり、宿泊旅行に組み合わせると観光スポットを効率よく巡れます。
はい。箱根湯本エリアの大型旅館はファミリー向けプランや温水プールを備えた施設も多くあります。箱根小涌園ユネッサン(温泉テーマパーク)は子どもが喜ぶ変わり種の温泉が揃っており、大涌谷の噴煙見学も家族で楽しめる観光スポットです。
小田急ロマンスカー(新宿→箱根湯本)は直通で約1時間30分が目安です。JR新幹線を使う場合は新宿→小田原が約40〜50分、小田原から箱根湯本まで箱根登山鉄道で約15分です。箱根フリーパスはロマンスカー乗車券と箱根エリア乗り放題がセットになっており、観光と移動をまとめたい方に便利です。
はい。日帰り入浴を受け付けている旅館・施設が多くあります。日帰り専用の温浴施設や、宿泊旅館の日帰りプランを利用する方法があります。人気の宿は週末に日帰り枠が早く埋まるため、利用したい施設の受付時間や予約要否を事前にご確認ください。