熱海温泉のおすすめ宿・旅館ランキング|エリア別の選び方
静岡県・相模湾に面した熱海温泉は、東京から新幹線こだまで約35分という首都圏有数のアクセスを誇る海辺の温泉リゾートです。塩化物泉の保温効果が高い湯、年間10回以上開催される海上花火大会、金目鯛・アワビなど新鮮な海の幸、MOA美術館・来宮神社などの文化スポットが凝縮された一泊旅行の定番地。近年は若い世代にも再び人気が高まり、レトロ感と現代感が交差する温泉地として注目されています。本ガイドでは、エリア選び・泉質・モデルコース・予約術を編集部が徹底解説します。
口コミ評価・泉質・ロケーション・コストパフォーマンスを総合して編集部が比較しました。料金・空室は変動するため、最新情報は各宿の予約ページでご確認ください。
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熱海温泉の特徴
熱海温泉の歴史は古く、徳川家康・秀忠・家光の3代将軍が湯治に訪れたとされています。江戸時代には「御汲湯(おくみゆ)」として将軍家に温泉が運ばれるほど珍重され、明治以降は鉄道開通とともに首都圏の旅行者が押し寄せる温泉リゾートとして発展しました。戦後の高度経済成長期には社員旅行・団体旅行の一大拠点となり、「熱海=歓楽的な温泉地」というイメージが定着しました。
ところが近年、若いオーナーが手がけるリノベーション旅館・おしゃれなカフェ・ゲストハウスが増え、20〜30代にも人気の温泉地として再び脚光を浴びています。レトロなアーケード商店街「平和通り」や「仲見世通り」に並ぶ干物・みかん・温泉まんじゅうの店、ヴィンテージ感のある喫茶店なども「昭和レトロ」ブームと相まって話題です。
熱海の名物イベント「熱海海上花火大会」は、相模湾の三方を山に囲まれた地形のため音が大きく反響し、迫力満点の体験ができます。例年1〜12月にかけて複数回開催(年度により変動)されており、宿から海を眺めながら観覧できるプランは早期に埋まることで知られています。
熱海温泉の泉質と楽しみ方
熱海温泉の主な泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物泉(塩化物泉)です。塩分を多く含み、体の芯から温まり湯冷めしにくいのが特徴で、「熱の湯」とも呼ばれます。泉質の詳しい選び方は泉質でわかる温泉の選び方もご参考ください。
- 塩化物泉の特徴:「塩の湯」とも呼ばれ、体の芯から温まり湯冷めしにくい。冷え性の方や寒い季節の旅行に特におすすめです
- 無色透明・やわらかい湯あたり:肌への刺激が少なく、子どもから年配の方まで幅広く入りやすい泉質です
- 湯あがりの感触:入浴後に肌がしっとりすると感じる方が多く、「美肌の湯」として古くから親しまれています
- 期待できる効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復などへの効能が一般に期待されるとされています
市内には江戸時代から自然湧出する「熱海七湯(ナナユ)」と呼ばれる源泉スポットが点在し、まち歩きをしながら源泉見学が楽しめます。
熱海温泉のエリア・湯めぐりの巡り方
熱海市街(熱海駅周辺)|賑わいとアクセスを重視
JR熱海駅から徒歩圏内に宿・飲食店・土産物店が密集しており、初めての熱海旅行に最適なエリアです。大型ホテルが多く設備も充実しています。駅前の「平和通り」「仲見世通り」ではショッピングや食べ歩きも楽しめます。海沿いの宿からは相模湾の眺望が楽しめ、花火大会の夜は特別な景色になります。
来宮(きのみや)エリア|静かな環境とパワースポット
熱海駅から1駅の来宮駅周辺は、落ち着いた雰囲気の旅館・ホテルが多いエリア。日本最大級の大楠で知られる「来宮神社」が近く、パワースポット巡りと組み合わせた旅行に向いています。喧騒から少し離れてゆっくり過ごしたい方に人気です。
伊豆山エリア|景色抜群の高台の宿
熱海の高台に位置し、相模湾を一望する絶景が楽しめるエリア。ラグジュアリーな宿が多く、カップル・記念日旅行の定番エリアです。花火大会の夜に高台からの眺めを楽しめる宿は特に早期に予約が埋まります。
熱海七湯まち歩き
市内各所に自然湧出する「熱海七湯(ナナユ)」のスポットを巡るまち歩きも熱海ならではの楽しみ。大湯間歇泉・清左衛門の湯・河原湯など、江戸時代から続く源泉の噴出を無料で見学できます。宿の温泉と合わせて楽しめます。
熱海1泊2日モデルコース
【1日目】新幹線で着いて観光・温泉・花火
- 12:30 東京駅発(新幹線こだま) → 13:05 熱海駅着
- 13:30 チェックイン(早め対応の宿なら即入浴も可)
- 14:30 MOA美術館または熱海城を観光(どちらか1か所)
- 17:00 宿の温泉で入浴。相模湾を望む露天風呂がウリの宿を選ぶと◎
- 18:30 夕食(金目鯛・アワビ・伊勢エビなど地魚の会席)
- 20:00〜 花火大会開催日は客室・ベランダから観覧(要事前確認)
【2日目】来宮神社・七湯めぐり・帰路
- 07:00 朝風呂 → 朝食
- 09:30 チェックアウト後、荷物を宿に預けて来宮神社へ(熱海駅→来宮駅1駅)
- 10:30 来宮神社の大楠(樹齢2,000年以上)を参拝・散策
- 12:00 熱海駅周辺でランチ(干物定食・海鮮丼)
- 13:00 熱海七湯の源泉スポットをまち歩き(自然噴出する源泉を見学)
- 14:30 帰路(東京まで新幹線こだまで約35分)
熱海温泉へのアクセス(新幹線・在来線・車)
新幹線(最速)
東京駅から東海道新幹線「こだま」で熱海駅まで約35分。品川駅からは約27分とさらに短縮されます。のぞみ・ひかりは熱海駅に停車しないため「こだま」を利用してください。首都圏からの日帰りにも十分使えるアクセスです。
在来線・湘南新宿ライン
JR東海道線・熱海行きで東京駅から約95分、品川駅から約80分。湘南新宿ライン・上野東京ラインを利用すれば新宿・渋谷・横浜方面からも乗り換えなしで到着できます。特急券不要でコストを抑えたい方に向いています。
車
東名高速・厚木ICから国道135号経由で約60〜70分(渋滞時は2時間以上になることも)。週末・連休は熱海市内と帰路の渋滞が発生しやすいため、電車での訪問が特におすすめです。各宿に駐車場あり(有料が多い)。
ベストシーズンと見どころ
- 1〜2月(梅の見頃):「熱海梅園」は1〜2月が見頃。首都圏でも早咲きとして知られ、梅まつりの時期は観光客で賑わいます。この時期は花火大会も開催されることが多く、梅と花火を同じ旅行で楽しめることもあります。
- 夏(6〜8月):花火大会が多く開催される熱海の最盛期。熱海サンビーチでの海水浴と温泉を組み合わせた夏旅が楽しめます。7〜8月は宿の予約が取りにくいため早めの確認が必須です。
- 秋(9〜11月):夏の混雑が落ち着き、温泉に最適な気候になります。花火大会は秋にも開催されており、涼しい夜の花火と温泉の組み合わせが楽しめます。来宮神社の大楠が静かな季節にゆっくり見られます。
- 冬(12〜2月):首都圏より温暖な熱海の冬は過ごしやすく、人が少ない分ゆったり旅行できます。年末年始・バレンタイン前後は特に混雑するため、その前後を狙うのがおすすめです。
目的別の宿の選び方
カップル・記念日旅行
伊豆山エリアの相模湾ビュー露天風呂付き客室、または花火大会の夜に海側の客室から鑑賞できるプランが特別感を演出します。夕食は個室・半個室での海鮮会席が人気。記念日プラン(ケーキ・スパークリングワイン)を用意している宿も多いので予約時にリクエストを。
家族旅行・子連れ
駅近の大型ホテルは広い大浴場・バイキング・プールが揃い子連れに便利。塩化物泉は刺激が少なく子どもにも入りやすい泉質です。MOA美術館には子ども向け体験コーナーがあり、熱海城でも家族全員が楽しめます。
一人旅・女性旅
来宮エリアの静かな宿や、近年増加したリノベーション系ブティックホテルが一人旅向けに充実しています。熱海七湯めぐり・来宮神社参拝・平和通り商店街の食べ歩きは一人でも充実した旅になります。
オーシャンビューの露天風呂付き客室
熱海温泉では、相模湾を一望できる高台の宿に専用の露天風呂付き客室が揃っています。特に伊豆山エリアでは、湯船から水平線まで広がる海を眺める「オーシャンビュー露天風呂」が最大の魅力。塩化物泉を源泉かけ流しで注ぐ浴槽は湯冷めしにくく、波音を聴きながらの独占的な湯浴みは格別です。花火大会の開催日と客室の向きが合えば、露天から花火鑑賞というサプライズも実現できます。詳しくは温泉宿をお得に予約するコツを参考に。
日帰り・ショートトリップ
東京から往復約70分(新幹線利用時)というアクセスのよさを活かして、日帰り温泉も気軽に楽しめます。日帰り入浴施設と熱海七湯めぐりを組み合わせれば半日コースが完成。箱根温泉と並ぶ首都圏の日帰り温泉の定番地です。
周辺観光・グルメ
観光スポット
- MOA美術館:熱海の高台に位置し、国宝・重要文化財を含む東洋美術の名品を収蔵する世界的な美術館。相模湾を見渡す眺望も抜群です
- 来宮神社:樹齢2,000年以上の日本最大級の大楠が鎮座するパワースポット。来宮駅から徒歩5分とアクセスも抜群
- 熱海城:相模湾を見渡す山頂に建つ城。展望台からの眺めは圧巻で、子どもも楽しめる体験施設が充実
- 熱海七湯(ナナユ):市内に点在する源泉スポット。江戸時代から続く自然湧出を見学しながらのまち歩きが楽しめます
- 熱海梅園:1〜2月に見頃を迎える梅の名所。紅葉の季節(11月下旬〜12月)も美しいです
グルメ
- 金目鯛の煮付け・刺身:熱海・伊豆を代表する魚。旅館の夕食会席でも定番のメインメニュー
- アワビ・伊勢エビ:相模湾で水揚げされる高級食材。コース料理での提供が多く旅の贅沢の一つ
- 干物:熱海の定番みやげ。平和通り・仲見世通りの干物店では試食しながら選べます
- 温泉まんじゅう:熱海駅周辺の菓子店で蒸したてを食べ歩き。観光の合間の定番グルメ
熱海の宿を予約をお得にするコツ
熱海は花火大会・梅まつりシーズンに予約が集中する温泉地です。お得に予約するポイントをまとめました。詳しいテクニックは温泉宿をお得に予約するコツもご参照ください。
- 花火大会の日程を事前確認して即予約:熱海の花火大会は年間複数回開催されます。花火鑑賞プランは開催日の3か月前から埋まり始めるため、日程確認後すぐに予約が鉄則です。
- 客室タイプ・向きを必ず確認:花火や相模湾を客室から楽しむには「海側の部屋指定」が必要なことが多いです。予約時に客室の向きを確認してから予約しましょう。
- 楽天ポイントキャンペーンを活用:楽天スーパーポイントやSPUを活用することで、週末に割高になりやすい熱海の宿泊費を実質的に抑えられます。
- 平日・連泊プランでコスト削減:週末・祝日は料金が上がりやすい傾向があります。平日の連泊プランは同じ宿でも大幅に費用を抑えられることがあります。
よくある質問
熱海海上花火大会は例年1〜12月の間に計10回以上開催されます(年度により変動)。相模湾の三方を山に囲まれた地形のため音が反響し迫力満点。宿から観覧できるプランは早期完売が多いため、希望日の3か月前から予約することをおすすめします。
はい。熱海は子連れに対応した施設が揃っています。塩化物泉は刺激が少なく子どもにも入りやすい泉質です。熱海城・MOA美術館(子ども向け体験コーナーあり)など家族で楽しめる観光スポットも充実しています。
MOA美術館は熱海の高台に位置し、国宝を含む東洋美術の名品を収蔵する世界的な美術館です。来宮神社は樹齢2,000年以上とされる日本最大級の大楠が有名なパワースポットで、来宮駅から徒歩5分。いずれも温泉旅行と組み合わせやすい観光スポットです。
「日航亭 大湯」「熱海温泉 湯〜遊〜ランド」など日帰り入浴施設があります。熱海駅前エリアの公衆浴場も利用できます。市内の「熱海七湯(ナナユ)」源泉スポットも巡れば、日帰りでも熱海の温泉文化を充分に楽しめます。
熱海は都市型の賑やかな温泉リゾートで、東京からの短期滞在・日帰り観光に向いています。伊東・伊豆はより自然豊かで静かな温泉地が多く、のんびりした1〜2泊滞在に向いています。首都圏から近い順に熱海→伊東→伊豆と並びます。
はい。東京(品川・東京駅)から新幹線で最速約35分とアクセスが良く、日帰り温泉が気軽に楽しめます。「日航亭 大湯」などの日帰り入浴施設のほか、旅館の日帰りプランも多数あります。熱海七湯めぐりや来宮神社参拝と組み合わせれば充実した半日〜1日コースになります。
はい。熱海海上花火大会は年間複数回開催され、相模湾に面した客室から観覧できる宿があります。花火が見える海側の客室やプランは早い時期から埋まるため、開催日程が確認でき次第、早めに予約するのがポイントです。客室の向きや専用観覧席の有無を予約前にご確認ください。